海ミハ車両区

宮原太聖(Miha)の雑記帳。おおむね週1回更新でした。当面(記事がある程度貯まるまで)はおおむね月1回の更新です。

ThinkPad E495(Ryzen7搭載)を発注しました。

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買っちゃったZe☆

 

 

私は普段、研究用にPanasonic Let's note CF-LX5を使っています。

しかしこのレッツノートは、大学の予算で購入したものですので、大学のルール上、2020年度をもって返却しなくてはなりません。また、i7-6600U搭載で購入当時の最高スペックだったこのCF-LX5も、私の用途では段々と動作が重たくなってきました。

なにより許せないのが、キーボード。普通にタイピングしていると、手がマウスパッドに当たっているのか静電気のせいなのか、色々と誤作動・誤反応を起こします。これを避けようとすると、指の位置が若干不安定になり、それはそれで誤タイプの元。

文系研究者として、これは困る。

というわけで、普段はマウスを接続し、マウスパッドは無効化していました。

 

そんな折、趣味用PCをThinkPad X260に買い換えました。ThinkPadのキーボードの良さは前々から風の噂に聞いていたのですが、実際に触ってみると、もう、効率がダンチです。とくに赤ポッチことトラックポイントがすごい。あまりに良かったので、レツノ用にThinkPadキーボードを購入するに至ったぐらい凄く気に入りました。

そもそもレツノ、新幹線のようなシートピッチが広い乗り物の中で使うなら割と使い勝手良かったのですが、航空機や高速バスといった狭い座席ではもう全然ダメ。マウスパッドがあまりに手前に来すぎていて、マウスポインターを動かそうとする度にイライラ。

そんな理由で、次の作業用PCは、ThinkPadにしようと決めていました。

 

さて、ThinkPadのもうひとつの魅力が、拡張性・整備性の高さです。公式にハードウェア保守マニュアルが公開されておりLenovoから部品を取り寄せて自分で修理できます。

裏面の蓋をひとつ開ければ、様々なパーツにアクセスできます。メモリの交換だけではなく、SSDの交換や、機種によっては増設もできます。分解の難易度が滅茶苦茶高い(てか想定していない)レツノとは大違いです。

しかも、全世界で販売されていて、各機種びみょーに互換性とかあったりもするので、ジャンクPCからパーツを拾ってきて使ったり、アフターマーケットのパーツで改造して遊ぶことだってできます(こっちは自己責任ですが)

 

ところが、このThinkPadのメリットが最近失われてきているようです。新型機種はどれもこれもメモリオンボード。いくら小型化軽量化のためとはいえ、それはないでしょうと思うのですが、なんかもうこの調子だと、SSDまでオンボードになりそうで怖い。

……てか、ぶっちゃけ、CPUオンボードでバッテリー内蔵交換不可って時点で大分妥協しているのに、これ以上交換でアップグレードすることができない部品を増やさないでくれ……。

というわけで、テンキーなしの場合*1、もう選択肢がE490E495かの二択ぐらいしかありませんでした。

 

E490もE495もほぼ同型の機種です。廉価グレードでバッテリー容量もぶっちゃけショボいのですが、面白いことに、なんと、M.2とSATAの2つの端子があり、2つの補助記憶装置を積むことができます。公式にはSSDとHDDという組み合わせになりますが、当然、両方SSDにするというのもアリです。あるいはあえて、SATAとして数TBのHDDを載せてお手軽ロマン仕様にもできます。やったぜ。

E490とE495の違いは、CPU。E490はIntel入っテルなのですが、E495は最近話題のRyzenです。コスパAMDだけあって、同グレードでE490よりE495の方が1万円ほど安く設定されています。

Intelに対して思い入れが無いのと、ちょっとAMD使ってみたいみもあり、E495に。

さて、E495には、大雑把に、Ryzen3-3200U搭載、Ryzen5-3500U搭載、Ryzen7-3700U搭載の3種類があります。一番の売れ筋はRyzen5搭載のもののようで、こいつに関しては、よく購入報告とかレビューとかを見ます。ベンチマーク報告とかもだいたいこれです。

コスパで選ぶなら、断然Ryzen5でしょう。価格ドットコムの割引も結構エグいですし、そうでなくとも、i5相当以上の性能でなんと5万円程度で買えちゃうんですもの。そりゃあ売れます。

しかし、よく考えてみてください。こいつは、CPUオンボードです。後々の交換ができません。

交換できないなら、とりあえず最高スペックを積んどく。当然だよなぁ。

 

あとはポチポチとオプションを弄ります。Officeは365を買う予定なのでナシでOK。メモリとM.2 SSDは最小に。SATAは後で増設するのでナシ。ディスプレイだけはFHDに。

E495のRyzen5搭載機種は日によって割引価格が結構変動するようなのですが、Ryzen7搭載機種はだいたい7万円ほどで、あまり変化がありませんでした。なので、もうえいやっと購入することに。i7相当で7万円って時点でもう既に相当お買い得ですし。

給付金のアレもありますが、ぶっちゃけ、秋以降にまたコロナの感染が拡大するとかして届かなくなるとか、そもそもE495の販売が終了するとか、そっちのリスクの方が怖い。

 

フルハイビジョンのディスプレイは、どうも部品が足りていないようで、5月末に発注して出荷予定日は6月末。だいたい1ヶ月待ちのよう。

届いたり、部品交換したり、何かあったら、また記事にすると思います。

この機種でRyzen7を選択する人はあまり居ないでしょうから、半分ぐらい人柱な気持ちです。気になっている方は続報をお待ちください。

*1:TKBは真ん中に欲しかったんや……。