海ミハ車両区

宮原太聖(Miha)の雑記帳。おおむね週1回更新です。

ThinkPad E495が届いたので初手改造

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前回紹介した、ThinkPad E495の続報です。

5月31日に発注し、当初は出荷予定日が6月末となっていたのですが、なんか繰り上がって、6月9日に発送されたようです。到着予定日は16日で、運送会社は日通NECロジスティクス。どう見ても上海あたりからの船便です。本当に(ry

米沢製を期待していなかったかと問われれば嘘になりますが、まあ、言うてEシリーズですからね。仕方が無いですね。Xシリーズで従来からの拡張性を棄てた大和研究室が悪い。

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日本の東京に到着してから、ヤマト運輸にバトンタッチ。予定通り16日の到着と相成りました。外箱はこんな感じ。一部、傷があったけど、まあ、外箱だし。気にしない。

 

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中にこういう箱が入っています。ちょっとカビてるというか汚れてるかなって気がしますが、まあ、気にしない気にしない。

……多分、コロナで工場が止まってる間、段ボールの在庫倉庫辺りで汚れてしまったのでしょう。トヨタが工程内在庫以外は持たず、まるで生鮮食品のように部品を扱う理由がよくわかります。 

 

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開けるとこんな感じ。写真からはわかりにくいですが、天板はThinkPad伝統のピーチスキンではありません。つるつるしています。

 

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ここで改めて、今回購入したThinkPadの構成を確認してみましょう。

CPU AMD Ryzen 7 3700U
メモリ 4GB
二次記憶(M.2) 128GB
二次記憶(SATA なし
液晶ディスプレイ FHD IPS液晶(オプション)
バッテリー 3セル 45Wh

なんということでしょう。CPUのスペックに対して、それ以外の性能が(液晶を除いて)ゴミです。E495は記憶媒体を2つ積める今どき珍しいノートPCなのですが、これでは宝の持ち腐れです。まあ、Ryzen7搭載でのほぼ最安構成にしたので当然ですが。

しかし、ご安心を。これまで何度も書いている通り、E495は、往年のThinkPadの拡張性・整備性を引き継いでいる(おそらく最後の)ThinkPadです。メモリと二次記憶媒体は、それぞれ、交換が前提です。

なお、バッテリーは残念ながら交換できませんが、こいつも腹案がありますので、別に記事にする予定です。お楽しみに。

 

そんなわけで、動作確認もそこそこに、大須へ。通販でもいいのですが、やはり対面で相談できることの価値ってあると思うんですよ。とくにPCパーツって相性問題とかもあるので、万が一の時にとりあえず実店舗に持ち込めばOKってのは、シンプルに心強い。

通販ばかりになってPCパーツのお店が大須から消えてしまうのは心情的にも寂しいので、こういう時は、リアル店舗の売り上げに貢献するようにしています。微力ではありますけどね。

こういう時は、ゲン担ぎもあって、アメ横ビルのツクモを利用するようにしています。一応事前に調べてはいたのですが、念のために、店員さんを呼んで相談させて貰いました。これこそ、リアル店舗の強みです。交通費往復3000円ほど積んででも選択する理由ですね*1

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今回購入したのは、16GBのUSBメモリー(リカバリーディスク用)、CrucialのDDR4メモリ(16GB)、同社のM.2接続のSSD(500GB)、WDのSATA接続のSSD。保証とかコミで2万5000円ほど。3万円ほどで考えていた予算からマイナス5000円です。やったぜ。

 

まず、USBメモリーにリカバリーディスクを作成します。Lenovoの独自のソフトでもあるのかと思いきや、普通にWindowsに搭載されている機能を使えば良いようです。

作成が終わり、BIOSから内部バッテリーを無効化したら、満を持して裏蓋を開けます。

近年の多くのPCと異なり、ThinkPadは、裏蓋を開けたぐらいでは保証切れになりません(多分)。今回の改造だって、YouTuberとかなら「魔改造」とか嘯くかもしれませんが、こういったパーツの換装は、「CRUパーツ交換」「FRUパーツ交換」として取説にも書かれています。

取説にやり方が書かれている事をやるだけなので、認められているはずです(もちろん、パーツ相性とかは自己責任でしょうけど)。

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問題があるとするならば、蓋の硬さ。爪がガッツリ掛かっていて、なかなか開きません。爪のせいで開かないのか、どこか緩め忘れているネジがあるのか……。

というわけで、事前に、時計の裏蓋を開ける道具とかを用意しておくといいでしょう。ホームセンターで購入できます。

 

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さて、裏蓋を開けると、こんな感じ。右側の黒いやつがバッテリーで、左側がSATASSD・HDDが入るべき場所(ダミーが入っています)。その上にあるのがM.2のSSDです。バッテリーの上には、メモリーを刺す場所があります。以前、X260で似たような事をやった事がありますが、雰囲気としてはそこまで差がありません。

これらの場所に、大須で購入してきたパーツをそれぞれ装着していきます。一見難しそうですが、接着剤を使わなくてよい分、プラモなんかより楽です。

 

まず、M.2の方を交換します。短いタイプのやつから長いタイプのやつに変わりますので、短いタイプのやつ用のアダプタは不要になります。これを売っぱらって多少なりともお金を回収するという事も考えられますが、今後必要になるかもしれませんから一応とっておきます。

セットが終わったら、裏蓋を戻してUSBメモリーを刺して起動。リカバリーをします。

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リカバリーが終わって無事Cドライブの増設が完了したのを確認したら、すかさず再起動。BIOS から内部バッテリーを無効化→裏蓋を開けます。

 

今度は、メモリの交換とSATASSDの増設です。メモリは普通のノートPCと同じようにすんなり交換できました*2SATAは、少し手間取りました。というのも、ユーザーガイドには「シールを引っ張って取り出します」とあるのですが、そのシールが変な形で貼られてて、表に露出しておらず、引っ張り出せない。仕方ないので、気合で引っ張り出しました。

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なーんか、シールの貼り方も妙に雑でしたし、コロナ騒ぎで心ここにあらずって感じですね。Eシリーズだし、外せたから別にいいけど。

後は、X260の時と同様の手順で取り付け。ネジとかはありませんが、どうも、爪か何かで固定されるみたい。

 

起動し、メモリが16GBになっているのを確認したら、SATASSDをフォーマット&パーティション設定。これで増設完了です。

届いてから、途中、夕ご飯を挟んでだいたい6時間ほどの作業。面倒だと思うなら、オフィシャルでフル装備をガン積みした状態で頼むのも手ですね。

 

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改造後はこんな感じ。

CPU AMD Ryzen 7 3700U
メモリ 4GB→16GB(Crucial CT16G4SFD8266)
二次記憶(M.2) 128GB→500GB(Crucial P2 CT500P2SSD8JP)※Type2280
二次記憶(SATA なし→500GB(WD Blue 3D NAND SATA WDS500G2B0A)
液晶ディスプレイ FHD IPS液晶(オプション)
バッテリー 3セル 45Wh

 二次記憶が合計でなんと1TBです。昔では考えられませんね。しかも、SSDの価格がもっと下がれば、更なる容量アップも夢ではありません。

メモリは、とりあえず16GBって感じです。使ってみて不満ならもう16GB買い足すか、32GBを買って余った16GB分をX260に付け替えるつもりです。ここまでやって、まだ改修の余地があるのが、心強いですね。

 

まだOfficeが入っていなくて、本格的には使っていませんが、やはり発熱が少し気になるかも。この様子だと、バッテリー持ちもやや心配ですね。この辺りは後日また改めてレビューします。

ベンチマークとか需要ある?

*1:なんなら、事前予約制にして相談料・保証代金コミで2500円とか取ってもいいんじゃないかと思いますし、ツクモとかに限らず、リアル店舗はそういう「ラグジュアリー」な需要向けに特化してしまっても良いような気もします。

*2:とはいえ、近い将来、こういったメモリ交換ができる機種は皆無になるかもしれませんね……。E49x系がThinkPadでも最後のメモリ交換可能機種になるかもしれません。