新穂高ロープウェイは、北アルプスの千石尾根に敷設されたロープウェイで、日本で唯一の二階建てのゴンドラが運用されています。2020年に新しいゴンドラにリニューアルされたのですが、実は、リニューアルが行われる直前の2019年に行っていました。
新穂高ロープウェイは、新穂高温泉駅~鍋平高原駅の第1ロープウェイと、しらかば平駅~西穂高口駅の第2ロープウェイの2路線があります。
第1ロープウェイは、2003年にリニューアル済みで、よくある感じの普通のロープウェイといった感じ。
鍋平高原駅のレストランでお昼ごはん。
こういう所で食べるラーメンって美味しいですよね。
さて、しらかば平駅へ移動し、いよいよ二階建てロープウェイに乗ります。
コロナ前の、各国からの観光客。シールの貼り方にお国柄が表れている感があります。
いよいよ本命の二階建てゴンドラ。
1階と2階との間は、車両内では繋がっておらず、それぞれ別々に入口が設けられています。一時期、小池都知事が言っていた「二階建て通勤電車」と同じ構造です。
大型だからゆったり登っていくかと思いきやそんな事はなく、普通のロープウェイと同じような速さで登っていきます。
中間地点で反対方向の搬器とすれ違い。
当然ですが、反対側も二階建てです。
西穂高口駅が見えてきました。
なんだかSFチック。
オフシーズンということもあり、あまりお客さんは多くありませんでした。まったりした雰囲気が好きなら、11月はオススメです。寒いけど。
このロープウェイは、登山ルートの一部にもなっているようで、この駅から更に高みへ挑戦していく人達も多いよう。
窓越しに巻き上げ機の写真が撮れる場所がありました。おっきい……。
駅の中には土産物屋のほか、簡単な食堂のようなものもありました。
私が買ったのは、飛騨牛のおにぎり。
屋上に登って、熱々のおにぎりをほおばります。美味しい。
屋上でコーヒーを飲むこともできます。
いい景色。
景色を堪能していたら、ロープウェイが登ってきました。
新しい搬器も乗りに行きたいものですね。
(訪問:2019年11月)