道の駅賤母は、岐阜県中津川市、国道19号線沿いにある道の駅です。すぐ名古屋方面には道の駅きりら坂下があります。
後述するように国道19号線とくに中津川以北の「木曽路」は道の駅だらけなのですが、賤母はその木曽路の入り口に位置しています。
一見、中央西線田立駅のすぐ近くであるかのように見えるのですが、木曽川で隔てられており、また橋もなく、かなり遠回りする必要があります。
そもそも中央西線のこの区間は、本数もあまり無いため、鉄道でのアクセスはあまり良くありません。
まるで宿場町のような見た目の道の駅です。まるで複数の建物が並んでいるように見えます。
すぐ近くの道の駅きりら坂下は、レストランもあってツアーバスの受け入れにも向いていそうですが、こちらはどちらかというと個人旅行の人向けに特化してる感じがします。オシャレですし。
もちろん、長野と名古屋とを結ぶ大動脈「木曽路高速」の19号だけあって、トラックの利用も多いよう。
「東山魁夷 心の旅路館」という美術館も併設されているのですが、残念ながらこの日は閉館した後でした。
湧き水が豊富な地域らしく、こんな涼しげなものも。
さて、この国道19号は、本当に道の駅が多い道路で、道の駅賤母から道の駅木曽ならかわまでの64.4km中に7ヶ所も道の駅がある「道の駅天国」です。
また、道路網として見ても、この道の駅賤母がある地点は、塩尻方面、伊那方面、名古屋方面、下呂高山方面の各道路が交わっており、どこへ行くにしても利便性が高いです。
道の駅賤母のスタンプは、建物内、駐車場から向かって左側にあるレストランの入り口から近い、駐車場側の壁沿いにあります。けっこう端っこです。試し押し用の紙が用意されているの、なかなかのナイスアイデアだと思います。これがあれば、あえて壁とか変な所に押す人(子供)は大分減るでしょう。
この駅は、中部「道の駅」の共通スタンプと、円形のオリジナルのものの2種類。両方を押しても割かし余裕なのが嬉しいですね。
円形オリジナルのものは五平餅が描かれた黒いシンプルなもので、山間の静けさも感じられる良デザインだと思います。押印する観光客が多いのか、「R19」の文字が少しぼやけた感じ劣化していました。
(訪問日:2019年7月26日)