ちょっと富士山へ行ってきました。
高速道路から見える富士山。やっぱり興奮するものですね。
三保の松原
流石は名勝地。圧巻の景観です。観光客も(外国人を含め)沢山居ました。
海の感じも、日本海とは全然違いますね。
丁度、清水港から伊豆行きのフェリーが。
駐車場の近くには、こんなミニ資料館が。小さいながらきちんとストーリーがまとまっていて、下手な郷土資料館より余程良いかも知れません。
河口湖へ
一路、宿がある河口湖を目指します。
全国的な観光地の最寄り駅で、民鉄でかつ大規模というと、なんか、宇治山田駅を彷彿とさせます。
新しい高山駅も、こんな感じだったら良かったのになぁと思ったり思わなかったり。
時間があれば、河口湖周辺も散歩したり、博物館巡りしたかったのですが、夕方に到着して早朝に出てしまったので、そういう時間も無く……。
翌日、スバルラインを使って富士山五合目まで。気圧の変化を感じます。
観光地といえばこれ。記念メダル。カラーでないものが1000円もして高いなぁと思いましたが、まあ、ここでしか買えないものですから。
ちなみに、この日本各地で見られる記念メダル、茶平工業という会社が作っているようです。
で、お手洗いへ行こうとしたら、これ。この宝の山。
「集めたわけじゃなくて自然とこうなった」とのことですが、鉄ヲタ的には色々と垂涎のものが……。
- 日立電鉄…茨城県にあった鉄道事業者。2009年解散。バス部門や観光部門は現在日立電鉄交通サービスに。
- 大阪府交通局協力会…大阪府の外郭団体。2007年に株式会社大阪メトロサービスへ事業移管。
- 草軽観光バス…かつて長野県内で鉄道事業を営んでいた草軽交通のグループ会社。2009年に草軽交通が東急グループを離脱すると共に、草軽交通と統合。
- 井笠鉄道…かつて岡山県に存在した鉄道事業者。鉄道廃止後はバス会社として継続したが、2012年に事業停止。観光事業は、グループ会社の井笠観光が鉄道廃止前に継承しており、現在も独立系として営業を続けている。
- 九十九里鉄道…千葉県内で鉄道事業を営んでいた企業。現在はバス会社として存続。
- 秋田市交通局…秋田県秋田市の交通事業部局。かつては路面電車路線とバス路線とを持っていたものの、前者は1966年までに廃止され、後者も2006年に撤退。組織消滅。
- 小湊鉄道…千葉県の鉄道・バス会社
- 大分交通…戦時統合によって大分県北部の交通事業者を統合する形で誕生。鉄道事業からは撤退し現在はバス会社。
- 京成電鉄…東京の大手民鉄。東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの親会社。
- 岩手県北バス観光サービス…戦時統合によって岩手県北部のバス事業者を統合する形で誕生。岩手・宮城内陸地震の影響もあり、2009年に倒産。みちのりホールディングス100%出資の新会社で事業存続。観光部門は、1994年設立の岩手県北観光に。
他にも、博物館レベルの逸品が沢山。これを見るためだけでも、富士山五合目へ行く価値あります。
富士山五合目駐車場には、こんなものが。北海道美深町には、スバルの研究実験センターがあるそう。
富士山世界遺産センター
中央自動車道富士吉田IC・河口湖IC近くにある、富士山をテーマにした博物館……というか、プロパガンダ施設。
団体ツアーで寄るような施設ですが、とくに興味ないという人のために、ペッパー君とファミコンも完備。これには嫌々付き合いで参加した社員旅行のお客さんもニッコリ(
天気がいいと、屋上から富士山がこんなに綺麗に見えます。記念撮影にもってこい。
富士山世界遺産センターには、無料ゾーンと有料ゾーンとがあります。無料ゾーンの展示は、一般的な資料館にありそうな、「おりこうさん」な展示。……とはいえ、見せ方が非常に工夫された、よくできた展示が並んでいます。論旨もストーリーも明確です。
私が感動したのは、この展示。
立体の富士山が並んでいて、それぞれ、色々なテーマで塗り絵されてます。
今の技術であれば、プロジェクションマッピングでええやんって感じもしますが、こうやって並んでいると、それだけで圧倒されますし、フォトジェニックですし、興味も惹かれます。
一方で、有料スペースは、こんな感じ。スマホを使った体感型の展示が中心でした。
無料スペースは、資料集を眺めているような感覚になりましたが、有料スペースでは、資料集の中に入ったかのような感覚に囚われました。
総じて、とてもいい観光地でした。とにかく、ボリューミーな観光地で、1回行っただけでは全然見足りないですね。また行きたいです。
おまけ:山梨県立リニア見学センター
河口湖ICから中央道に入り、諏訪湖へ走行中、一瞬だけ見えます。運が良いとリニアの実験車両と交差できるかも?