海ミハ車両区

宮原太聖(Miha)の雑記帳。おおむね週1回更新です。

北海道旅行(2日目午後:手宮・小樽市総合博物館)

前日までのあらすじ:ひょんなことから、友人と北海道へ行くことに。1日目は中部国際空港から新千歳空港へ降り立ち、洞爺湖で一泊しました。2日目、朝に洞爺湖周辺を散策したのち、バスで札幌へ向かいました。

 

札幌駅の駅ビル内にあるスープカレーのお店で、お昼ご飯。

鶏肉って、上手く調理しないと、パサパサした感じになりがちなんですが、このスープチキンカレーは、とても美味しかったです。

 

札幌市内を散策したい友人と別れ、単身小樽へ先行します。

 

しました。

 

ランプが沢山。

小樽駅からバスで小樽市総合博物館へ向かいます。観光案内所の人によると、手宮バス停で降りろとのことで、その通りにしたのですが、地元の人に言わせると「手宮バス停に近い入り口は、冬期閉鎖してる」「総合博物館前バス停の方が近い」とのこと。

 

まあ、そんなこんなあって、小樽市総合博物館。

 

 

 

博物館の前には、こんな廃車体を使ったレストランが。

それもそのはず。この小樽市総合博物館がある場所は、国鉄手宮線の手宮駅跡地。北海道における鉄道発祥の地です。

 

博物館に入ると、まず目の前に見えるのはしずか号。官営幌内鉄道6号機関車、のちの国鉄7100形式7106号機関車です。

 

棒連結器の模様。

 

すぐ後ろに置かれている開拓使号は中に入ることもできます。

 

制服やら信号標識やら。

 

道内の他の鉄道や往年の手宮駅を模型で再現したコーナーも。

 

2階はちょっとした科学館になってます。

 

なぜか、H-IIロケットの模型も。……どこから持ってきたんだろう、これ(^^;)

 

 屋外展示はこんな感じ。ブルーシートが掛けられているだけまだって感じですが、いずれにせよ、除雪されていません。

 

行って思ったことですが、ここ、小樽運河がある地域とは少し離れていることもあって、あまり観光客が来ていないようです。そういう意味では、穴場っちゃ穴場なのですが、鉄道車両の保存には多くのお金が必要で、穴場だ穴場だと諸手を挙げて喜んでもいられません。

ブルーシートの端から見える車体は、所々赤さびていましたし、これ一番酷いと思ったのは、屋内展示のしずか号と開拓使号ですら、木製の車体が劣化していて、一部塗装が剥離していました。

また、展示内容も相当古く陳腐化が進んでおり、きちんと動作しない展示なども中には見受けられました。冊子体の資料(とくに戦前戦中の西洋紙のもの)の展示手法もあれで良いのか、議論が必要でしょう。

2階が科学館みたいな感じになっており、鉄道とは無関係と思えるような展示も多かったです。それゆえに、館のテーマ性がぼやけているようにも感じられました。「総合博物館」と言うには総合という感じもしません。

まず、観光客の導線について、名古屋市交通局の「メーグル」のような、周遊バスを作ってはいかがでしょう。尤も、それ以前に、「冬期は南口を閉鎖している」という事を観光案内所の人に教えてあげる必要があると思いますが。

館のテーマも、もう少し考えた方がいいと思います。鉄道博物館に特化するのか、それとも、あくまで小樽市全体の総合的な博物館として位置付けるのか。前者であれば、貴重な車両の保存のために、適切な予算を割り振るべきです。後者であれば、とくに屋外に保存されている車両などは、他の保存団体や博物館へ譲渡するなどし、小樽市の自然史的な内容を強化すべきだと思います。

おそらく、館員はできる限りのことをやっていると思います。その証拠に、市民を対象にしたワークショップはどうも頻繁に行われているようです。余所の地域の人間が言えることではないでしょうし、また、小樽市には小樽市の事情があるとは思うのですが、館員の努力にぜひ報いて、適切な予算配分をして戴きたい所。

 

……そんなことを考えながら、バスを待ってました。

寒いとロクなこと考えませんね。

 

小樽駅で友人たちと合流し、ホテルへチェックイン。ジンギスカンを食べに街へくり出し、戻ったらこの夜景。いやぁ、いいですねぇ。

どうも冬って日本人観光客的にはオフシーズンっぽく、外国人だらけでしたが、この冬場のライトアップ、日本人も見るべきですよ。

 

夜景を見て、宿へ帰る前にコンビニへ寄ることに。

よく、「北海道でおにぎりを頼むと、温めるか訊かれる」と聞くので、試してみた所、たしかに訊かれました。で、温めて貰ったのですが、普通に温かいご飯で作ったおにぎりみたいになりました。これが美味しいのなんの。

これ、本州でも標準のサービスにするべきですよ。

 

(旅行日:2019年2月18日)