百人一首の「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立」でも知られる名勝です。
前から一度行きたいなぁと思っていた所に、九州から遊びに来た祖母が行きたいというものなので、ちょっと連れて行きました。
現地に行って初めて知ったのですが、天橋立を見る場所って、遊園地みたいになってるんですね。
ふもと。
周辺の道路は非常に狭く、また、駐車場もあまりありません。周辺に、住民が勝手にやってるっぽい駐車場が何か所かあり、貯金箱みたいな箱に500円入れることで1日停められます。
鉄道でだと、京都丹後鉄道の天橋立駅すぐなので、鉄道で来た方がいいかもしれません。
天橋立ビューランドは、山の上にあります。
モノレール(スロープカー)か、チェアリフトで登ります。
当然(?)、私が選んだのはこっち。
モノとしては、ほぼ完全にスキー場とかにある固定循環式リフトそのものです。
風を肌身に感じながら、登っていきます。
モノレールの乗車が締め切られた後にリフトに乗ったのですが、モノレールより先に到着しました。
モノレールは乗車人数や出発時刻が決められているのに対して、リフトは常に動いていますから、早いんです。
そして、飛龍観の景色。龍に似ている……うーん、そうかなぁ。言われてみればそうかも。
ただ、「天橋立」っていうと、なぜか、この風景がイメージとして強いです。
眼下には、天橋立駅が。ヤッパテツドウダッタンジャナイッスカネー。
さて、先に述べたように、ここはちょっとした遊園地にもなっています。
マスコットキャラクターも居ます。
なぜか、これを連想しました。
スタンプもありました。かわいい。
規模としては、昔よくデパートの屋上にあったような遊園地と同じような感じ。
しかし、この「丁度良いショボさ」みたいなものが、とても心地よくて、もし近所に住んでたら年パス買ってノマドしたいぐらい。……年パスがあるのか知りませんが。
この今となっては貴重な小さな観覧車も、物凄くエモいですよね。
サイクルカーに乗れば、天橋立が一望できます。天橋立が見える辺りは、記念撮影をしてる観光客などで結構混雑してることもあるので、そういうのを避けたいのであれば、おすすめ。
あとまあ、鉄の端くれとしては、こういうのも押さえておきたい所。
かわいらしい弁慶号です。三線式のようですね。
帰りももちろんチェアリフト。
天橋立を眺めながら降りていきます。
三菱製の電動機。
リフト、結構楽しかったので、天橋立ビューランドへ行くのであれば、リフトを使うことをおすすめします。
……もし、晴れていて、高所恐怖症でなければ、ですが。
ちなみに、ここ、Googleストリートビューでも見れるので、気になる人は一度見てみるといいかもしれません。
(旅行日:2018年10月20日)