先の、ポエム大好き環境大臣のおかげで、レジ袋が有料化されてそろそろ1年半が経とうとしています。
韓国やアイルランドでは2002年、台湾では2004年にレジ袋が有料化されているそうですから、ぶっちゃけ、20年ぐらい前の、周回遅れってレベルじゃないレベルのムーブメントだと思いますし、本当に環境負荷の低減が為されたかどうかは、きちんと検証が必要だとは思いますが、まあ、とりあえず有料化は行われました。
さて、我が家ではこのレジ袋有料化に伴い貴重品となったレジ袋の代替品開発が急務となりました。今までは割と気楽に使い捨てていたレジ袋を穴が開くまで使い回したり、お米の袋とかも綺麗に開けて袋として再活用したりしています。
そういった中、割と困ったのが、自室のゴミ箱用の袋。しばらくはストックでなんとかなっていたのですが、そのストックも尽きて、もうどうすればいいやら。
そこで、適当な封筒を使って、ゴミ袋の代わりになるものを作ろうと思います。
さて、まず用意するのは、どこのご家庭にもあるレターパック*1。不要な封筒なら何でも構いません。
自室や寝室用であればA4が入るぐらいのもの、消しゴムカスを入れる用とかで机の上に置いておくのであればA4三つ折りサイズぐらいがオススメです。
この封筒を箱状に組み立てます。慣れてくれば別段折り目を付けなくても作れますが、そうでなければ、以下の方法で折り目を付けます。
開いている口を上に向けて閉じるように二つ折りし、その折り目に合わせるように写真のように折ります。
ぶっちゃけ、左右の幅が同じなら問題ありません。
封筒によっては紙の端で指を切りやすいので気を付けてください*2。
口の開いていない方を手前にして、奥側(口が開いていない方)を写真のように三角に折ります。この部分が底の耳になります。
三角を手前に折ります。この折り目が箱の底になります。
完成。耳の部分が飛び出してるのが気になるようなら、セロテープかガムテープかで側面に留めておくといいと思います。
ビニール袋と違い、自立するので、見た目さえ気にしなければ、ゴミ箱自体を省略できます*3。
なんだかんだ言って紙なので、水っぽいやつが入ると湿気ります。
ゴミが箱一杯になったら、箱ごと燃えるゴミへポイ。封筒が余って余って仕方がない人はぜひ……と言いたいところですが、そもそも紙でのやり取りを減らした方がレジ袋有料化するよりエコだよなぁ、多分……。
気持ちはよくわかるんだけれど、きちんと色々と検証した上で、具体的な数字を持ってレジ袋有料化廃止する・継続するを議論しないと、ポエムでレジ袋有料化した人と同種の人になってしまう。 https://t.co/kPuyACwKPO
— 宮原太聖 (@TaiseiMiyahara) 2021年10月12日