2019年2月24日から5月31日まで、天皇陛下在位三十周年記念の特別なダムカードが配布されていました。
せっかくなので、うちの近所で配布されているやつだけでもと思い、小里川ダムと阿木川ダム、あとついでに岩村ダムにも行ってダムカードを集めてきました。
また、ついでに、近隣の道の駅にも「各駅停車」していき、道の駅きっぷやら道の駅スタンプやらも集めてきました。
地図上、灰色がIC(多治見IC・土岐IC)、青色が道の駅、赤色がダムカード配布場所です。多治見ICを出発して、反時計回りにぐるっと廻って、最後土岐ICから帰る……といったプランです*1。
道の駅 土岐美濃焼街道どんぶり会館
この、どんぶりのようなUFOのような建物が、どんぶり会館。丁度、野菜の販売やら、日本各地の道の駅の名産品市みたいなやつとか、なんか色々やってました。
2階は食堂になっていて、注文するとどんぶりが貰える「どんぶりソフト」というものも売られていました。
実は、地下1階もあって、こちらでは、陶芸体験ができます。どうも、事前予約などは不要なようなので、ふらっと立ち寄って、ふらっと陶芸体験して……ということもできそう。
多治見方面行きの車線側にしか駐車場がありませんが、別に中央分離帯などもありませんし、どちらの方向からでも停められます。
また、対向車線側には、セラテクノ土岐という施設があり、どんぶり会館とは歩道橋で繋がっています。
ここは、道の駅きっぷを置いてない道の駅でした。
スタンプは、丸いシャチハタと小さい正方形のやつ1つ。1階レジの近くに置かれてます。
道の駅 おばあちゃん市・山岡
大きな水車が目印の道の駅。
山の上にあるせいか、物凄く風が強かったです。
明智光秀が主人公の大河ドラマが決まって以降、東濃地方はどこもかしこも明智光秀推しになってますね。
本数少ないですが、コミュバスも来てるみたいです。オンデマンドバスもあるので、ある意味、公共交通の便は良いのかも。
水車はちゃんと(?)木製みたいで、一応動くみたい。
実はこの道の駅、すぐ横に小里川ダムがあるというロケーションだったりします。
ダム湖+αを一周する散歩コースも設定されています。
……ちょっと疲れそうですけど(^^;)
小里川ダムの建設に伴い水底に沈んだ多治見電灯小里川第三発電所の水車・発電機も展示されています。
……実は、さきほどの大きな水車の前にある橋は、與運橋といって、小里川第三発電所へ接続する橋だったのを、ダム建設に際して移築したものだそう。
山岡のスタンプは、お手洗い横の入り口入ってすぐの場所にありました。
ここも、丸いシャチハタがありました。比較的新しいもののようで、くっきり出てくれました。
あと、正方形の小さいやつが3種類。写真では小さくなってしまいましたが、スケッチブックの方の3つあるうちの下のやつ、なかなか良い味わいしてます。
山岡では、道の駅きっぷも売られていました。なんとラッキーなことに、「道の駅イルミネーション&おりがわダムのライトアップ記念」の非売品道の駅きっぷも残っており、無料で入手。やったぜ。
小里川ダム
小里川ダム管理所へは、このつり橋を渡ればすぐです。写真奥に見える建物が正しく管理所で、この1階でダムカードが配布されてます。
道の駅から、このように、ダム湖側からのダムも一望できます。
このダム、堤体内や下流側からダムを見上げるような場所まで、自由に見学できる作りになってます。今回は行きませんでしたが、ダムファンなら垂涎ではないでしょうか。
先ほどの管理所の1階、近隣の生態系に関する展示だけではなく、ダムの立体切り絵とか、御即位五十周年記念ダムカードの一覧(実物)とか、小里川発電所に関する展示とか、更には、多治見国道事務所が企画してる(らしい)「砂防カード」とかいうものの案内までありました。すっごく、ヲタに優しいダムです。
岩村ダム
続いて岩村ダム。小里川ダムから1時間弱ほどの場所にあります。
ここ、土日祝日は15時半で閉まってしまいます。ですから、もしこの記事を真似て道の駅とダムとを巡るなんてことを計画してるのでしたら、この岩村ダムの時間を基準にして、前後の予定を立てるといいでしょう。
1993年着工、1998年完成。けっこう新しめのダムです。
重力式コンクリートでゲートレスという、非常にシンプルな作り。そっけない感じですが、それがいい。
阿木川ダム
阿木川ダムには、資料館(後述)が併設されており、そちらに駐車して管理所まで歩いたのですが、管理所のすぐ近くにも駐車場があったんですね(^^;)
どうもなかなか人気のダムらしく、ダムの写真を撮ってる人も居ましたし、私のほか、3グループほどダムカードを貰いに訪れていました。
なかなかに壮大な雰囲気。
阿木川ダム防災資料館
阿木川ダムより国道257号寄り……というか、国道257号沿いには、このような立派な資料館がありました。
しかし、館内は無人*2で、1階は会議室のような所でただただ映像が流れてるだけ。2階の展示室はこんな感じ。
……一体何年前の展示なんだろう?(^^;)
そういった中で、凄いなぁと思った展示がこれ。スイッチを押すと、それに合ったゲートが動きます。
道の駅 そばの郷らっせいみさと
さあ、復路です。県道66号を使ってらっせいみさとへ到着。
こんな、オシャレな机がありました。
……これ、もしかしなくても、道の駅の看板ですよね……?(^^;)
スタンプは、入り口から、売店を通り抜けた少し奥まった場所にあります。
大きな正方形のスタンプは、2つありますが両方とも同じデザインです。スタンプブックに押すのは、より状態が良い方にするといいでしょう。……ただ、その場合、小さな正方形のスタンプを押す余白が無くなってしまいますが(^^;)
国道418号を使い向流交差点へ。そして、そのまま国道19号を西へと進みます。
道の駅 志野・織部
国道19号大富交差点から国道21号へ入ります。土岐ICを通り過ぎてしばらく峠道を行くと、本日最後の道の駅。志野・織部です。
志野も織部も地名ではなく、この道の駅付近の窯で焼かれていた陶器の名前です。
今回訪れた道の駅の中では、最も新しくて、最も充実した道の駅で、地元の野菜だけじゃなくて、イオンとかの専門店街のお店なんかよりも広めな売り場面積で食器を取り扱ってたり、オシャレな喫茶店もあったり、なかなか充実しています。
また、道の駅付近は、陶磁器の商業団地になっているようで、しかも、小売りもやっているよう。
もし、何か食器などを探しているのであれば、最初に訪れたどんぶり会館と、ここを往復するだけで結構満足できそう。
ただ、そこはやっぱり「道の駅」。交通情報を示す巨大な案内板が。
……これ、こんなに近くで見れる場所って、何気にそんなに多くないのでは。
オリジナルの長方形のスタンプは、下側の縁の辺りが丸くなってきてしまっているようですが、それ以外は比較的良好な状態です。
今回の戦利品
実は、小里川ダムの通常カードは、既に持っているんですよね。ですから、今回は限定のものだけ。岩村ダムは御即位三十周年記念カードの対象外でした。
今回訪れた道の駅の中で、きっぷを販売していないのは、どんぶり会館だけでした。
志野・織部の記念きっぷの裏面は、美濃焼の簡単な解説文が載っていて勉強になります。「美濃焼の焼物シリーズ「黒織部」」とあるので、しばらく経ってもう一度行けば、今度は別の焼物(それこそ志野とか)の説明なんかも読めるかもしれません。
(旅行日:2019年3月16日)