たまたま近くまで来たので、徳山ダムと徳山会館という徳山村を偲ぶ施設に行ってきました。
徳山ダム
徳山ダムは、揖斐川の水害・渇水対策のために1950年に計画され、1976年に着手、2000年に本体工事が完成され2008年に完成しました。
徳山ダムの建設に際しては、徳山村466戸522世帯が丸々水没することとなり、徳山村は隣の藤橋村に吸収される形で廃村となりました。
反対運動や補償などで色々とあったのは、周知の通りかと思います。
壮大な築堤。日本最大の貯水量を堰き止めています。
築堤のふもとには水力発電所も。
徳山ダム管理所の前は、徳山ダムについて学べる屋外資料館みたいになっていました。
スイッチを押すと、徳山ダムに関する動画が流れます。
そして、こんなものも。工事用車両のタイヤです。記念撮影に丁度良さそう。
徳山会館
徳山ダムの築堤からダム湖左岸側をずっと走っていくと、突如このような建物が見えます。徳山村を偲ぶための施設、徳山会館です。
徳山村や徳山ダムに関する展示室があるほか、レストラン(ダムカレーもあります)や、なんと宿泊施設まであります。
徳山ダムから福井県までは国道417号線ですぐなので、ここに泊まって翌日福井県方面へ向かう……なんて旅程もアリかもしれません。
駐車場にはヘリポートが。
神社などに置かれていたであろう石碑が移設されていました。
おまけ。
実は、「徳山ダム管理事務所」でカーナビに入力した所、本来の管理事務所ではなく、徳山会館より更に奥の方(六社神社跡宮展望台?)に誘導されてしまいました。
「これはおかしいぞ」となり、道を尋ねるために徳山会館まで戻る途中、なにやら立派な滝があるなぁと車を停め写真をパシャリ。後からGoogleマップで見てみたら、「シッ谷の大タル」という滝だそうで。
途中、落石があったりゲートがあったり道が細かったりと、アクセス相当悪いですが、興味がある方はぜひ。
(訪問日:2019年7月12日)