この記事は、「まちトドン Advent Calendar 2023」12月20日の記事です。
街歩きの観察対象として、マンホールはなかなか有名ですが、境界杭を愛でているという人は、あまりいないのではないでしょうか。
用地境界杭、境界杭、境界標など色々な呼び方があります。
要は、土地の利用形態や所有状況の境目を現実の土地において示すための標識です。
土地の境界というものは、変わる時には大きく変わりますが、大抵の場合は、大昔の区割りをどこか引き継いでいたりするものです。また境界杭はその性質上、勝手に引き抜いたり場所を動かすことができないものなので、気付いたら大昔の杭がずーっと残って歴史の生き証人になってる、なんて事もあるわけです。
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