神岡鉄道KM-100形は、国鉄神岡線が神岡鉄道になった際に、新潟鐵工所によって製造された気動車です。
形式名はKM-100形ですが、「おくひだ1号」という名前で知られています。
神岡鉄道廃止後、おくひだ1号は、神岡鉱山前駅構内にある車庫に長らく保存されてきました。
2017年以降、毎年春に車庫から奥飛騨温泉口駅まで自力回送され、展示されるようになりました。冬には再び車庫まで自力回送されるとのこと。……って事は、動態なのかこれ……。すげぇ。
車内は一般公開されていて、レールマウンテンバイクの出発時間を待つまでの間の待合室代わりにも使えるようになっています。
光の加減で少し見えにくいですが、なんと囲炉裏も設置されています。現役時代の冬に乗ってみたかった……!
当時の貼紙が残る壁。撮影ルールの貼紙は、流石に現代のものです。
運転室の棚には制帽が置かれていました。
(2019年11月訪問)