あなたはきっと、TwitterとかFacebookとか、そういうSNSを使っていると思います。
これら商業SNSは、当然のことながら営利企業が運営しています。営利企業は、お金を儲けて、株主に配当をすることを目的にした団体です。
つまり、Twitter社やFacebook社は、それぞれ、自社のSNSでお金を稼がないといけないわけです。
マクドナルドは、自社の利益のために、ハンバーガーを売っています。お客さんは、ハンバーガーセットを食べるために、500円程度のお金をマクドナルドに支払います。
マクドナルドに行くために、鉄道やバスを使うかもしれません。そうすると、初乗りで120円だか200円だかぐらいを鉄道会社やバス会社へ払うわけですね。
では、あなたがその車中で使っているTwitterはどうでしょうか? スマホを使うために、機種代と通信料は、ケータイキャリアに払っているかも知れませんが、Twitter社にお金を払ったことはあるでしょうか? あなたは、今月のFacebook利用料をFacebook社に払いましたか?
なぜあなたは、無料でSNSを使うことができるのでしょうか?
結論からいうと、あなたは、個人情報あなた自身のプライバシー*1を切り売りすることでTwitterやFacebookを使うことができているのです。
*1:2018年11月12日訂正。冷静に考えたら、「個人情報」というよりは「プライバシー」でしたね。