私、2017年の4月からマストドンにぞっこんで、マストドンの解説動画を作ったり、その補足の記事を書いたり、挙句の果てに本業の研究そっちのけでなんかユーザー数とか分析してみたり、あれこれしています。
4月にTwitter上でマストドンが話題になりましたが、多くのTwitterユーザーは、「別にTwitterで間に合ってるし」とか、「Twitterと何が違うの?」って思ってるんじゃないかと思います。
この記事は、そんなあなたに対する回答です。マストドンについて、Twitterとの比較に重点を置いて、そして、ユーザー目線で、説明します。
……既に類似の記事が先行して沢山ありそうですけど。
見た目
まずは、Twitter。見慣れたUI(ユーザーインターフェイス・普段使う時の「見た目」)ですね。真ん中にTL(タイムライン)があり、フォローしたユーザーの投稿が流れてきます。最近は、頼んでもいないのに広告も流れてますね。頼んでないといえば、
アイコンの形は、丸です。
右側には、Twitter社が御自慢のAIを使って厳選した「おすすめユーザー」がおすすめされており、左側には、これまたTwitter社が厳選した「おすすめトレンド」が紹介されています。
きっとあなたは、こういった「おすすめユーザー」から誰をフォローするか決めたり、あるいは、「おすすめトレンド」から、直近の話題は何か把握したりしていたでしょう。
マストドンは、こんな感じ。TweetdeckというTwitterクライアントアプリに似た見た目です。アイコンの形は、四角です。アニメーションにも対応しています。
一番左側は、投稿するためのフォームなどが配置されています。そして、左から順に、「ホーム」「通知」「ローカルタイムライン」と並んでいます。一番右側のカラムの表示は、左上のアイコンから選択できるのですが、人が並んでいるアイコンが「ローカルタイムライン」、地球儀みたいなアイコンをクリックすると「連合タイムライン」が表示されます。
「ホーム」は、TwitterのTLと同じです。フォローしたユーザーの投稿が流れています。ただし、マストドンには広告はありません。
「通知」は通知欄ですね。なんかリプが来たりしたらここに表示されます。ちなみに、Twitterでは「Fav」は「いいね」になってしまい星からハートへアイコンも変わってしまいましたが、マストドンでは、「Fav」のままです。しかも、Twitterのように、Favが他の人のTLに流れるなんてことはありません。
「ローカルタイムライン」や「連合タイムライン」には、フォローした人以外の人の投稿も流れています。マストドンには「おすすめユーザー」や「おすすめトレンド」などはありませんから、この「ローカルタイムライン」や「連合タイムライン」を見て、誰をフォローするか選んだり、今の話題を掴んだりするといいでしょう。「ローカルタイムライン」と「連合タイムライン」との違いなど、細かい説明は後程。
イメージキャラクター
Twitterのイメージキャラクターは青い鳥です。一方で、マストドンは「マストドン」という象です。
用語
Twitterもマストドンも、似たサービスなので、用語も似通っています。
マストドン | ||
---|---|---|
投稿 | ツイート | トゥート |
共有 | リツイート | ブースト |
返信 | 返信・リプライ(リプ) | 返信・リプライ(リプ) |
お気に入り登録 | いいね | Fav |
Twitterの投稿は「ツイート」(さえずる)ですが、マストドンは「トゥート」(吠える)です。先に述べたように、マストドンは象です。象が「さえずる」ではおかしいですからね。 ぱおーん。
できること・できないこと
Twitterもマストドンも、同じようなSNS(ミニブログ)です。似ている部分も多いのですが、できることに差があります。
マストドン(Ver.2.1以上) | ||
---|---|---|
投稿できる文章量 | 140字まで(全角の場合) | 500字まで |
投稿の公開設定 アカウントの公開設定 |
投稿・アカウント一括で「公開」「非公開」のみ |
トゥートの公開範囲設定
|
非公開アカウント設定(フォローを承認制にできる) | ||
その他:
|
||
ダイレクトメール | できる | できる |
検索除け | 「非公開」のみ | できる(設定可能) |
Fav・いいねをした投稿 | フォロワーのタイムラインに表示されることがある | フォロワーのタイムラインに表示されない |
不適切画像設定など |
Twitterによって設定(自動処理?) ユーザーが設定する場合、投稿する全ての画像が不適切画像に。
|
基本、投稿者自身の判断で設定を行う。設定は、投稿毎に変更可能。 NSFW(職場内閲覧注意)設定:職場で見れないような画像(エロ画像など)を隠すことができる。 |
CW(コンテンツ・ワーニング)設定:ネタバレや愚痴などの文章を隠し、意図せず目に触れてしまうような事故を防げる。 | ||
画像へのタグ付け | できる | できない(視覚障害者向けの説明文の付与は可能) |
投稿への位置情報の付与 | できる (デフォルトで位置情報が付与される) |
できない(外部サービスを使えば可能) |
二段階認証 | できる | できる |
アカウントの削除 | できる | できる |
他のSNSのユーザーをフォロー | できない | GNU SocialやPleromaなどのユーザーをフォロー可能 |
ミュート・ブロック | できる | できる |
迷惑なユーザーの通報 | できる(Botで凍結の是非を判断) | できる(管理者が規制の是非を判断) |
課金 | できない(広告が表示される) | 寄付が可能 |
Twitterは、アカウント毎に「公開」「非公開」という大雑把な設定しかできませんが、マストドンは、トゥート毎に細かい設定ができます。
また、マストドンの場合、職場では見れないような画像は、NSFWに設定するのが、基本です。ですから、Twitterのように、通勤電車の中で突然、いかがわしい画像が出てくるということはありません(時々、NSFWをつけ忘れた画像が流れてくることはありますが……)。
マストドンに慣れてしまった後でTwitterを見ると、唐突にアレな画像が流れてきて、「うわぁ」ってなります(^^;)
Twitterは、デフォルトでは位置情報(つまり、どこからツイートされたか)がツイートに付与されます。そのままにしておくと、場合によっては、どこに住んでいるか、特定できてしまいます。一方でマストドンは、そもそも位置情報を付与する機能が無いので、そういった心配はありません。
Twitterは、Twitter内のユーザーしかフォローできません。たとえばFacebookやLINEなどの他のSNSのユーザーをフォローすることはできません。しかし、マストドンは、同じ規格(ActivityPubやOStatus)を採用しているSNSであれば、自由にフォローできます。ちなみに、ActivityPubやOStatusは、HTMLやHTTPなどと同様、W3C勧告の標準通信プロトコル規格です。
Twitterでもマストドンでも、迷惑行為を行うユーザーを通報できます。Twitterの場合は、不透明な基準(おそらくBot)で規制の是非を判断しますが、マストドンの場合は、各インスタンスを運営する生身の人間が判断します。ですから、Twitterで問題になったような、奇妙な凍結は起こりにくいでしょう。
Twitterは、運営のために広告が表示されます。しかし、マストドンには広告はありません。もし、マストドンに貢献したいなら、プロジェクトに寄付できます。また、インスタンスによっては、サーバーの維持費などのために寄付を募っている所もあります。
集中と分散
Twitterは、Twitter社が運営する中央集権型のSNSです。Twitter社の運営が信用できないという場合、Twitterを止めるしか選択肢がありません。当然、Twitterで培ってきた人間関係はほぼほぼパアです。
また、どうもTwitter社としては、ユーザーはありとあらゆる国の法律に従うべきだと考えているらしく、過去には、ロシアの連邦法に基づいて絵師さんへ警告が行った事例もあるようです。……そうなると、あらゆるユーザーは、偉大なる首領様をマンセーしなくてはならなくなると思うんですが、それは。
あと、蛇足なんですが、Twitterの利用規約の準拠法ってどこなんでしょう? この記事を書く前に私が探した限り、利用規約の準拠法に関する条項を発見できませんでした。他の条文の書き方からして多分、アメリカかアイルランドか、ユーザーの所属国かなんでしょうけど。教えて、エロい人。
一方、マストドンは、分散型のSNSです。TwitterはTwitter社が運営する1つのSNSですが、マストドンは、「インスタンス」と呼ばれる、多種多様なSNS(サーバー)の集合体です。もしあなたが「個人サイト」全盛の頃のインターネットを知ってるならば、個人サイトの掲示板やチャット、ブログなどが、沢山繋がっているようなものだと考えると、理解が早いかもしれません。
マストドンを構成する各インスタンスは、各々のインスタンスを所有する多種多様な企業や個人によって運営されています。ユーザーは、自分が信頼できる運営のインスタンスへアカウントを作ります。
どのインスタンスへ所属しても構いません。なぜなら、他のインスタンスに所属するユーザーをフォローできるからです。友達同士で同じインスタンスにアカウントを作る必要はありません。そもそも、マストドンである必要すらありません。GNU SocialやPleromaに所属する友達をマストドンからフォローできますし、その逆もできます。
もし、自分が所属しているインスタンスの運営が信用できなくなったら、他のインスタンスへ引っ越すことも可能です。インスタンスを移っても、人間関係が切れることはありません(意図的に切ることもできますが)。マストドン同士なら、フォロー・ミュート・ブロックリストはインポート・エクスポート可能です。
もし、望むようなインスタンスが見つからなかったら、自分でインスタンスを立ち上げることもできます。自分でインスタンスを立てれば、自分のインスタンス内のあらゆる運営権限が手に入ります。インスタンス単位でブロックしたり、画像NGにすることもできます。サーバー運営の技術が無くても、ホスティングサービスを活用すれば、簡単にインスタンスを作れます。
ローカルタイムラインと連合タイムライン
先に紹介した通り、マストドンには、Twitterには無い要素として、「ローカルタイムライン」と「連合タイムライン」とがあります。
ローカルタイムラインには、同じインスタンスに所属している全てのユーザーのトゥートが流れています。インスタンスによっては、このローカルタイムラインを使って、チャットのようなコミュニケーションをしている所もあります。
連合タイムラインには、他のインスタンスのユーザーのトゥートも流れています。より正確には、同じインスタンスに所属する全てのユーザーの「ホーム」タイムラインを合算したものです。
ローカルタイムラインや連合タイムラインの使い方はインスタンスやユーザーによって異なります。中には「あまり使わない」「必要性がわからない。むしろ要らない」というインスタンスやユーザーも。
私は、Twitterの「トレンド」などと似た使い方をしています。面白そうな話をしている人を、ブーストしたりフォローしたりしてホームタイムラインを充実させたり、あるいは、リプライを飛ばしたりしています。フォロー外? 知るかばーか。
先の「できること・できないこと」でも述べたように、トゥートの公開範囲は、投稿時あるいはユーザー設定から変更できます。ローカルタイムラインや連合タイムラインにトゥートを載せたくない場合は、「未収載」「非公開」「DM」を選択するといいでしょう。
セキュリティ
マストドンは危険?
マストドンも、Twitterと同様、二段階認証ができます。Ver.1.4.2以降のマストドンはアカウントの削除もできるようになりました。
マストドンがTwitterで話題になった2017年4月頃、マストドンのセキュリティについて疑問があるといった趣旨のツイートが多く見受けられました。しかし、それらの懸念の多くは、裏付けの無いものであるか、特定のネットサービスに限った話では無いものでした。
また、後述するfriends.nicoの運営の一人、まさらっきさんは、friends.nicoの開発経緯を語る中で、マストドンのセキュリティについて以下のように語ってらっしゃいます。
オープンソースのソフトウェアといえど、ユーザにサービスを提供するからには、 コードの内容を十分に把握しておかなければなりません。 カスタマイズする場合はなおさらです。
最初にマストドンのコードをチェックアウトしたきっかけは、mstdn.jpが立ち上がった直後の頃、どこの誰かはもう覚えていませんが、
のような発言をtwitterで見かけたことです。
マストドンがRails製アプリケーションだというのは知っていたので、この発言にカチンときたわけです。 経験則で言えば、Railsの基本に忠実に、素直にコードを書けば脆弱性を作るほうが難しいのです。 そこでこの怒りをなんとかするために、コードをチェックアウトしセルフ脆弱性診断をしました。
案の定、特に問題はなかったんですが、この段階ですべてのコードに目を通していたのが、のちのち非常に役に立ちました。 まさかこの時、1週間後に自分がこれを仕事にしてるとは思ってもいませんでした。
マストドンはオープンソースなので、一体何がどういう仕組みで動いているか、誰でも見ることができます。マストドンのように、多くの人に注目されているサービスであれば、尚の事、世界中のプログラマー達が中身をチェックし、問題点があれば指摘をしたり直したりしています。あなただって、(技術さえあれば)気に食わない部分を修正できます。
……さて、営利企業が安全だと自称しているけれど、社員以外はチェックのしようが無いSNSと、中身フルオープンで、安全かどうか誰でも自由に中身をチェックできるSNS、どちらがより安全でしょうか?
マストドンは安全?
マストドンもTwitterも、 運営している主体が何らかの悪意を持っていた場合、悲惨なことになります。運営している組織が本気を出せば、あらゆることができてしまいます。たとえば、ログインの仕様を弄って、パスワードを収集したり、IPやGPSログから住所を特定することだってできるでしょう。
Twitter社は、現状、悪意を持ってユーザーの情報を収集するようなことはやっていないようです。Twitterは「プライバシーポリシー」の中で、GPSログや電話番号などを収集して、広告の最適化などに利用していることを認めています。
現状、Twitterのプライバシーポリシーの中には、ユーザーから得られた個人情報を第三者に販売するような内容は含まれていません。しかし、Twitter社は営利企業ですし何より上場企業ですから、株主の意向や営利的な判断によって、方針が変わる可能性もあります(尤も、実際に変わったらトップニュースクラスに大パニックでしょうけど)。
一方でマストドンは、そもそも、「営利企業が運営するSNS」というものに対する不信感から生まれました。個人情報を収集して販売するような行為は、マストドンの思想に明らかに反しますし、また、そのようなことをしたら、ユーザーは他のインスタンスへ逃げるでしょう。
とはいえ、インスタンスを運営する主体は多種多様ですから、中には悪意を持っている管理者も居るかも知れません。マストドンの場合、収集できる個人情報といえば、せいぜいメールアドレスぐらいですが、たとえば、ログインページに細工をすることで、パスワードを抜き取るなんてことは、(一応)可能です。
あなたがTwitterのアカウントを作成したのは、きっと、Twitter社を信用したからでしょう。マストドンでも同様です。何度も強調しているように、マストドンの運営主体は多種多様ですから、その中から、あなたが信用できる管理者が運営するインスタンスにアカウントを作成する必要があります。念には念を入れて、捨てアドレスで登録すると、より安全でしょう。
もし、どのインスタンスも、あなたにとって信頼できるものではない場合、あなた自身がインスタンスを作ることもできます。自分でサーバーを運用することもできますし、サーバーを借りることもできます。また、ホスティングサービスと呼ばれる、マストドンのインスタンスを貸してくれるサービスを利用するという方法もあります。
ホスティングサービスを使えば、私のように技術が無くても、インスタンスを立てることができます。尤も、ホスティングサービスを利用する場合は、ホスティングサービスを運営している企業の運営方針や規約をよく確認し、同意しなければなりませんが。
結局、Twitterとマストドン、どっちがいい?
ユーザー目線だと、Twitterとマストドンは、とてもよく似たSNSです。
ユーザー数では、Twitterの方が圧倒的に上です。Twitterには企業や官公庁の公式アカウントも沢山あります。マストドンに公式アカウントを持っている企業は、日産自動車などごく僅かです。
シャープやタニタなどの「華麗なる公式」をフォローするためには、Twitterにアカウントを作る必要があります。マストドンは、Pleromaなどの他のSNSのユーザーもフォローできますが、流石にTwitterのユーザーをフォローすることはできません。
Twitterのアカウントを持っている皆さんは、きっと、Twitterで既に人間関係を構築しているでしょう。その人間関係を捨ててまでマストドンへ来るというのは、あまり現実的ではないかもしれません。それに、同人活動などをしている人からすると、やはりユーザーの多いSNSで告知をした方が、宣伝効果も高いでしょうしね……。
では、マストドンは価値のない無用の存在なのでしょうか? 私はそうは思いません。まず、マストドンが存在することで、Twitterを選ぶかマストドンを選ぶかという選択肢が生まれます。Twitterしか存在しない中でTwitterを選ぶより、Twitterとマストドンとを比較した上でTwitterを選択する方が、あなたの自由な意思が入る分だけ、より尊いのではないでしょうか。
それに、Twitterは、ユーザー数こそ多いものの、類友というか、フォロー・フォロワーの広がりというのは、存外狭いものです。
たとえば、小林(2012)は、Twitterのフォロー・フォロワー関係を分析し、結局のところ、自身と似たような人しかフォローしないし、フォローされないことを明らかにしました。この小林論文は、政治的なイデオロギーに注目しているので、政治的な関心が強い人ほどそういう傾向があると指摘していますが、政治以外にも、趣味とか思考パターンなどでも、きっと同じような傾向がみられるでしょう。
個人にとっては自らの先有態度と一致する情報源を選択することが可能になることで快適な情報環境がもたらされる一方,異質な社会的リアリティへの接触可能性が低下し,政治的・社会的寛容性の低下や政治過程における意思決定のコスト増などが懸念されている.
小林哲郎 (2012). ソーシャルメディアと分断化する社会的リアリティ. 人工知能学会誌, 27(1), 51-58.
論文らしく、難しい言い回しになっていますが、要は、SNSなどで手に入る情報というのが、自分にとって心地いいものばかりになってしまい、結果、自身の考え方が、さも世界の真理であるかのように錯覚してしまう、と。で、そうすると、自分と違う考えを持った人の存在をつい忘れがちになって、喧嘩に発展しやすくなるというわけですね。
しかし、マストドンの場合、とくに大手インスタンスの連合タイムラインには雑多なトゥートが大量に流れてきますから、自分と違う考えと触れ合う機会が、Twitterより圧倒的に多いです。そういう、多種多様な考え方に触れたい人には、マストドンはオススメだと思います。
よくある誤解
最後に、マストドンに関するよくある誤解をFAQでまとめてみたいと思います。
Q:マストドンってアングラ?
A:アングラの定義と、インスタンスとによる。良くも悪くも、インスタンスによって運営方針バラバラなので一概に言えないです。殆どのインスタンスは一般のカタギが運営してるので、アングラではないと思いますよ。多分。
Q:TwitterよりPixivの方が信用できない。
A:Pawoo・Pawoo Music以外のインスタンスをご利用ください。
Q:マストドンは全然流行ってないしオワコン。
A:始まって1年かそこらのSNSとTwitterとを比較するなし。そもそも、マストドンの根幹はActivityPubなので、ActivityPubさえ広まれば問題ありません。
Q:マストドンなんてすぐ潰れそう。
A:マストドンは分散型のSNSなので、たとえPixivやニコ動がマストドンから撤退したとしても、誰かがインスタンスを立てている限り永遠に続きます。
Q:マストドンは閉鎖的。
A:むしろTwitterの方が閉鎖的です。マストドンは、マストドン以外のSNSのユーザーとも交流できますが、TwitterはTwitterの中だけでしかフォローしたりリプライを送ったりできません。
Q:Twitterで満足してるからマストドン使う気無い。
A:Twitterのユーザーが増えてきた頃、そういう感想聞きましたわ。mixiで。2chで。
Q:Pawooって鎖国状態なんでしょ?
A:既に解消済みです。一時期は、JPからPawooはブロックされていましたが、今は普通にリモートフォロー可能です。
Q:Pawooってエロ画像投稿しすぎて怒られたんでしょ?
A:どちらかというと、「高画質の画像が大量に流れて来るので、サーバーの容量が圧迫される」という技術的な問題が中心だったように思います。また当時、エロ画像そのものの是非も議論されましたが、国際的に共通の規制基準を作るのは難しいので、各々のインスタンスで独自に判断するという結論になったようです。
Q:ネイティオがやたら人気なの何で?
A:鳴き声が「トゥートゥー(Toot Toot)」だから。
Q:使い方わからん。
A:法律やローカルルールの範囲内であれば、自由に使えばいいと思いますよ。決まった使い方なんてありません。
Q:なんか馴染めない。
A:他のインスタンスや、他のActivityPub対応SNS(Pleromaなど)の利用も検討してみてください。.socialとか使うと、大分イメージ変わりますよ。