海ミハ車両区

宮原太聖(Miha)の雑記帳。おおむね週1回更新でした。当面(記事がある程度貯まるまで)は月1回の更新です。

収納・保管にダンボールは使うな! プラコンのススメ

収納・保管にダンボールは使うな! ……っていうのが、この記事の趣旨です。

 

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何かモノを収納しようと思った時、ダンボールは収納道具として割とよく使われがちですよね。

とくに、やたら紙の資料が多くなりがちな文系の大学院生とか研究者とか、資料が増える度に研究室や自室にダンボール箱が増えていく……というのは割とよくある話ではないでしょうか。

ダンボール箱は、とにかく安価に資料を詰め込む点ではとても便利です。専用の書類保管箱を買ったとしても500円程度、まあだいたい1000円未満で入手できますし、スーパーへ行けばそれなりに丈夫なダンボールが無料で手に入ります。

なんなら昨今、Amazonやヨドバシドットコムで通販するおかげで、自宅に箱が無限湧きしてる人も多いのでは。

 

しかし、ダンボール箱は、秩序ある収納・保管に不向きです。

まず、大きさが不定です。様々な種類・サイズのダンボール箱が混在していると、途端に片付けがクソほど面倒になる上に、片付けても片付いているように見えない(雑多なダンボールがただ積まれてるだけに見える)という問題があります。

中身が見えないというのも問題です。あっという間に中身を忘却して、「あれ? あの書類はどのダンボールに入れたっけ……?」が多発します。

最近は丈夫なダンボールも増えてきましたし、とくにリンゴが入っていたダンボールは大変丈夫なのですが、重ねて置くと箱が潰れてしまったり曲がったりすることも。箱の種類が多いと、上手く重ねられなかったり、崩れてきたり……。

更に、ダンボールは虫の住処&ごちそうになりがち。……あとはわかるよね?(

 

私がかつて受け継いだコレクション(未整理)の中には、資料保管用の箱として衣類ケースを転用してらしたものもあります。

我が家でも、私が幼い頃に衣類ケースをおもちゃ箱代わりに使っていた時期があるので気持ちはわかるのですが、衣類ケースって言うほど丈夫ではないので、中に入れるものの重みや、無理やり詰め込んだり重ね置きした時の負荷で箱や蓋が割れることも。

更に、私がこれまで何度もこだわってきた「規格統一」も難しい。あまり長期間にわたって生産され続けている製品が言うほど無いので、これもまた雑多な箱が溢れかえることになりやすいと思います。

 

私がお世話になった郷土資料館などでは、こういう資料を保管するための箱として、プラスチックコンテナを使ってる所が多かったです。とくに発掘品は、工業用の青色のプラスチックコンテナや、給食センターで昔パンとか運ぶのに使われていたんだろうなぁって感じの、食品用のコンテナに入れている所が多いような印象があります。

工場などで使われるプラスチックコンテナは、それなりにまとまった需要があり、規格も安定していますから、安心して導入できます。

 

で、私が使っているのが、こちら。

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トラスコ中山のTR-S20という折り畳みコンテナ。本来は物流の現場とかで使われる業務用の商品です。

ちなみに写真のコンテナには、以前に整理した30MM・30MSのパーツ類を入れています。すぐ下のコンテナにはまた別のものが入っており、奥の布が掛かってる所にもまた同型のコンテナがあります。

 

私は基本、このコンテナを物品を整理する際の標準のサイズに決めていて、衣類なんかもこのコンテナに入れて積んでいます。20Lサイズ……っていうといまいちピンと来ませんが、1箱で、おおむね、カラーボックスの1段と同じぐらいのサイズ感*1です。

高さ・奥行は、おおむねA4フラットファイルがヨコで入るぐらいです。キングジムのボックスファイルはピッタリ入りますが、よくありがちな紙製のボックスファイルだとやや飛び出してしまいます。

使わない時は折ってコンパクトにできます*2。もちろん強度も申し分なし。

そこらへんのホームセンターでもほぼ確実に並んでる品ですし、メーカーの直販でもAmazonでもヨドバシドットコムでも買えます。値段も1箱で1000円程度かそれ以下。

一応、オプションで蓋付きのがありますが、どうせ重ねるので蓋は不要でしょう。同じ値段で青いやつも店頭に置かれているかもしれませんが、透明のものの方が中身が見えてよいです。

本当は、全てのコンテナに番号を振って、どのコンテナに何が入っているかをまとめたデータベースでも作った方が良いのでしょうけど、まだそこまではできていません。引っ越す事があれば、そのタイミングでやるかも。

 

そんなわけで、折り畳みコンテナは、マジでおすすめです。お子さんのおもちゃ類から、衣類、成績評価資料、非常用の備蓄食料まで、全ての収納を折り畳みコンテナにしておくと、それこそ会社の倉庫レベルでの効率で物品を収納できます。車に積んでおいてマイバスケット代わりにするのも可。

ただし、規格はきちんと揃えましょう。折り畳みコンテナは複数の会社から色々な仕様のものが出ていますが、どこか特定の会社の特定の型番のやつやそれと互換があるもの(とくに、きちんと積んで問題が無いもの)を決めて購入するようにしましょう。近隣のホームセンターに取り扱いがあるものがよいでしょう。

規格を揃えておけば、まず間違いなく重ねても安全です。あまり重ねすぎると地震が起きた時に不安ですが、とりあえず5つぐらいは余裕で重ねて置けます。

あと、同じコンテナを使うと決めておけば、部屋の残りスペースに最大であとどれぐらい収納できるのか、直感的にわかりやすくなります。

トラスコ中山の折り畳みコンテナの場合、TR-S20と互換があって倍の大きさのもの(CR-S50N)もあるのですが、そっちはおすすめできません。というのも、あまりに大きすぎて、たとえば書籍などを一杯に入れてしまうと重たくて持ち上がらなくなります。衣類やカップ麺を入れるのがせいぜいですね。それでも取り回しが悪いので、20Lサイズで統一するのが一番いいと思います。

 

 

唯一の欠点は、見た目がマジで企業の倉庫みたいになるという所ぐらい。

けれど、「見た目がよい収納」なんてのは、現状のモノの量や種類ありきでしか作れません。モノの数や種類が増減したら即破綻します。

見た目を気にするのは、先に挙げた「モノを棄てない整理法」で言うなら「常設展示」と「季節(企画)展示」(図書館的には「開架」)だけで良くて、ひとまず展示せず収納するもの(図書館的には「閉架」)に関しては、効率重視で積むに限ります。

ランクルーム課金する場合でも、そっちの方が効率良いしね。

*1:つまり、カラーボックスに入れるタイプの箱と同じぐらいの大きさ。

*2:尤も、折って置いてある時よりも組んで使ってる時の方が遥かに多いので、折り畳みが必須かどうかは議論の余地があるかも。気にしない人は普通のコンテナの方が安いし良いかも。