海ミハ車両区

宮原太聖(Miha)の雑記帳。おおむね週1回更新でした。当面(記事がある程度貯まるまで)はおおむね月1回の更新です。

プラモ(30MM・30MSシリーズ)の部品を整理する

miha.hateblo.jp

 

先日、30MM・30MSシリーズの組み立て説明書を整理しました。

今回はその続報で、30MM・30MSシリーズの多すぎるパーツ類を整理しようというお話。

30MM・30MSシリーズは、オプションパーツを付け替えることでオリジナルのロボット・ロボット娘を簡単に作ることができるというのがウリのシリーズです。

……って事は、ハマればハマるほど、余りパーツが増殖してゆくことを宿命付けられています。この辺りの事情はレゴブロックなんかと同じですね。

こういうものの管理はやっかいです。小さいから失くしやすいし、部品同士が混ざりやすいし、無いと勘違いしてうっかり同じものを買って後で気付いたり……*1。これらの整理も、まだモノが少ない内にやってしまいましょう。

 

 

このような物品の管理は、私が以前に提唱した方法、つまり、コレクションポリシーを作って目録を作って云々という方法では難しそうです。そもそもの数が多いですし、出入り(組み換えに使った・取り外した)が頻繁で、そんなものの記録なんかいちいち付けてられません。

こういう場合、より普通の整理術的なやり方の方が合っていそうです。つまり、「5S」のとくに「整頓」「清潔」「躾」ですね。収納する場所を用意して、使っていないパーツは決められた場所へ戻すようにすればいい。

幸いにして、この方法は色々な人が色々な知見を発表してくださっており、そういった巨人の肩に乗ることができます。

 

 

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そこで今回購入したのが、セリアの「小物収納7Pケース」と「ビーズケース」。

……本当は、この手の整理用品を100円ショップで買うのは、正直あまりおすすめできません。

綺麗に整頓するには規格を揃えるのが大事で、色々な種類の収納ケースが混在するのは、非効率的であまり良くありません*2

100円ショップの商品って、ある程度売ったらそこで生産終了して、同じようで全く違う後継商品に切り替えるって事が多いように思うんですよね。つまり、将来に渡って同じ商品を売り続けてくれる保証があまり無くて、気に入ったケースが生産終了になってたり、購入時期で微妙に規格が違うものが混在したりするリスクがあるかなぁと。

もし本当にそういうのを気にする人は、手芸店で「ビーズケース」を探して買うといいと思います。Amazonで探してもいいですけど、手芸店で扱ってるものなら、同じ型で長く作ってそう(偏見

 

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そして、パーツを入れてみたのがこちら。右側にある「小物収納7Pケース」には手やジョイントパーツを、左側の「ビーズケース」にはアーマーパーツや関節パーツ、7Pケースに入りきらなかった30MSの雑多なパーツ類を入れました。

両者とも細かいパーツの取りやすさは同じぐらいか、ビーズケースの方がやや良いぐらい。両方ともプラモの箱に入りますが、7Pケースの方が30MM・30MSの箱の縦幅にジャストフィットです。

細かく分類分けしたい場合やプラモ箱に入れて保管したい場合は7Pケース、割と雑多にパーツが混ざっても気にしない人はビーズケースがおすすめです。ただ、これぐらいの量であれば、両方を使い分けていった方が色々捗りそう。

 

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美プラや30MM界隈でおなじみ*3の、ダイソーのセクションケースと並べると、こんな感じ。

実は、30MM・30MSシリーズを買うと決めた際、界隈の評判を見てダイソーのセクションケースを予め買っていたんです*4

素体とアーマーパーツや武器*5をセットで保存したいのであれば、もうこのセクションケースだけで良いでしょう。素体に対して横幅が少し足りない場合がありますが、腕を外せば問題無く収納できます。

ただし、余りパーツや武器を分別して収納するという使い方をする場合、ケースの深さがそれなりにあるので、あまりに細かいパーツはやや取りづらいです*6

ここはやはり、小さなジョイントパーツ類はセリア7Pケース、中くらいサイズの部品はセリアのビーズケース、胴体や足などの大きめのものや素体はダイソーのセクションケース……と使い分けるのが良さそうです。

武器パーツのうち銃器関係は、セリアの小さなケースでも大丈夫そうですが、やはり武器は武器で固めておきたいので、刀とか長物類と一緒にダイソーのケースに入れておきます。

 

今の所、まだまだパーツ類も少ないし、使うのは私だけなので、どこに何を入れるか覚えておけばいいのですが、今後、パーツが増えてくるときっと限界がくるでしょう。あるいは、しばらく時間を置いたら忘れてしまうかも。

その時は、先に保存しておいた組み立て説明書の出番です。組み立て説明書にはパーツの絵が描かれていますから、その絵をコピーして、ケースのポケットの底面に貼り付けると、どこに何を収納すればいいか、直感的にわかりやすいと思います。

 

 

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さて、30MMシリーズを楽しんでいる人にとって、もしかしたら、これの整理が一番の悩みの種かもしれません。

ランナー。普通はゴミとして捨ててしまえばいいのですが、30MMの公式のイベントでは、ランナーパーツの使用は認められているんですね。とくにジョイントパーツの代用などに重宝されることがあり、なかなか捨てるに捨てれない*7

そこで、ランナーのうち直径3mmのものだけを切り出して、それらを成型色毎に分類し、セリアのブリックコンテナに収納しました。

とりあえず、このコンテナに入る量ぐらいあれば余程大丈夫でしょうから、溢れるような事があれば、その時は問答無用で廃棄でいいでしょう。

 

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セリアのブリックコンテナは、見た目が大変よく、30MM・30MSシリーズと組み合わせて面白い写真も撮れるので、撮影小道具・インテリアと収納を兼ねた一挙両得的な効果を狙っています。

ただ、中身が一見してわからなくなってしまいますから、そこだけは要検討ですね。底面に中身を書いたステッカーかマスキングテープか何かを貼った方が良いかもしれません。

*1:30MMの場合、公式イベントに出品する時に、他社製品や他シリーズのパーツが使えないので、パーツの整理ができていないと、うっかりレギュレーション違反してしまうリスクもあります。

*2:そういう意味では、今回2種類の収納ケースを買ってますが、本来はどちらか片方で統一したかったぐらいです。

*3:たとえば、 趣味人のブログ「30 MINUTES MISSIONSの便利なパーツ収納方法を紹介する!

*4:この手のものを購入する場合、先んじて保管場所と保管方法を暫定的にせよ用意しておくのがおすすめです。そうしないと、行き場の無いグッズが机の上とか床の上とかに溢れることになります。

*5:+組み立て説明書

*6:小さなパーツを取ろうとして指が壁に当たって動いてしまい、パーツ同士が混ざってしまう……なんて事も度々ありました。

*7:こういう、「基本ゴミだけど、もしかしたら何かで使えるかもしれない」的なものって、何気に扱いに困りますよね。空き瓶とか。ちょっとおしゃれなお菓子の箱とか。