やったぜ。田舎大勝利。
まずは苦言を。
ティアーシャはリシェッタと比較すると、全体的に少し小さくなっています。
【30MS】9月発売第2弾シスター「ティアーシャ」、および同日発売パーツのご紹介! - ホビー事業部の開発ブログ
フレームなどを含む一部パーツはリシェッタと共通になりますが、それ以外はティアーシャ用の新規パーツとなります。
【30MS】9月発売第2弾シスター「ティアーシャ」、および同日発売パーツのご紹介! - ホビー事業部の開発ブログ
こういう重要な仕様は、もっと早く発表するか、せめて匂わせてください。ミキシングが前提なんですから。なんで発売日前日の18時なんぞに発表するのか。だまし討ちにも程がありますよ。
……まあ、リシェッタの型番が「SIS-G00」だったのに対してティアーシャは「SIS-A00」だったので、そこから推測しろよって話なのかもしれませんが、にしても、ねぇ。
多分、リシェッタが「カラーA」、ティアーシャが「カラーB」、ルルチェが「カラーC」となっているのも誤解の元で、この表記なら、同一金型の色違いだという勘違いを誘発しやすいんじゃないかなぁと。
これで、「ガールガンレディ互換オプションアーマーはタイプGの胴体にのみ対応してます。タイプAの胴体への取り付けは仕様外です」とか言われたら泣きますよ。
さて、こんな重大情報を発売前日に見てしまい、かなり心が揺らぎましたが、それでも近所の某家電量販店に並ぶことに。前回、3体ぐらいしか置いてなかった上に、整理券とか列とか無しで開店と同時に競歩みたいな状態だったので不安だったのですが、今回は整理券販売になっていた上に仕入れ7体とかでした。やりますねぇ。
品数的には割とギリギリ買えたって感じですが、「並んででも欲しい」って人の分はきちんと入荷されていたという印象です。
で、当初、とりあえずティアーシャ本体だけ手に入れば良いかなと思っていましたが、前述のブログ記事から、タイプGの胴体とパーツの互換が無いことを知ってしまったので、オプションボディなど丸々フルセットで買うことに。
ついでにスピナティアも増備しましたので、合計5000円ほどの散財。KATOの旧客2両分ほどっていうと高く感じますが、ノス鉄客車3両とそれらのNゲージ化に掛かった金額の半額ほどで済んだとも。
それにしても、某誌記者発祥の「買う努力が足りない」は、もはやバンダイのプラモデルを語る上で欠かせない言葉になりましたね。
多分、私が住んでる程度の田舎であれば、需要と供給のバランスが上手い感じに整って、「並べばなんとか手に入る可能性がある」程度になっているんでしょう*1。
しかし、もっと田舎だとそもそも入荷できるか謎ですし、もっと都会だと需要過多で入手困難というところなのでしょう。程よい田舎はやっぱり暮らしやすいですね。
じゃあとにかく量産すれば良いのかと問われれば、それもまた難しい。量産した瞬間にブームや転売ヤーが去って途端にだぶついて泣く泣く大量廃棄……といった事もあり得ますから*2。
とりあえず、バンダイは、日本全国の家電量販店に徹夜組の行列が出ない程度には再販したり転売ヤーをぬっコロコロして貰いたいところ。
で、パチ組みしたのがこちら。
本当はGuPのカチューシャみたいな髪型・髪色なのですが、そっちはランナーから切り離しすらしておらず、最初っから黒髪ポニーテールで組んでます。
……そう、黒髪です。公式のカスタマイズシミュレーターでは青色になっているのですが、商品名では「ネイビー」となっているのですが、実際はどう見ても黒。よくよく見ると青み掛かってるかなぁって思えなくもないぐらいの色味です。
髪は思ったより鋭いのと、ランナー痕がちょっと目立つ所に出てしまいがちなので、やはり30MSは30MMと比べて難易度高めです。
首のパーツが壊れやすいという評判があるようですが、たしかに少し華奢なイメージを受けます。30MM(とくにスピナティア)の頭を付けたいという需要も考えると、首の予備は欲しいです。オプションボディに付属させるか、せめて表情オプションに一緒に入れて欲しい……。あるいは、30MMのジョイントパーツとしてでも可。
30MS首ジョイントTIPS
— K3@FGO残6 (@K3flick) 2021年8月29日
胴体の受け軸は4mm
30MSの頭の受け軸は4mm
30MS付属のコンバートはどちらも4mm
フレガ、創彩の受け軸は5mm
メガミの受け軸は6mm
4mmのプラ棒と4mm軸受け5、6mmボールジョイントがあると便利そう pic.twitter.com/oUuCkxzrNj
30MSのすけべボディを使うと通常分が浮いてもったいない、肩と太ももはともかく首のジョイントが一個しかないからどうしようもないとお嘆きのそこのお前、そうお前だ。
— K3@FGO残6 (@K3flick) 2021年8月28日
この首ボールジョイントにはホビーベースボールジョイントミニの中サイズが刺さるぞ!
これで3mm軸に変換だ! pic.twitter.com/SUwXU6ARze
この辺りを参考に、首パーツを自作してみようかなぁ……。
胸パーツをオプションボディのものに交換して、オプションアーマーを装着し、30MMスピナティアの銃を持たせてみました。なるほど、スピナティアに銃が2丁も入っていたのは、これを見越してたんですね(
ティアーシャの赤色パーツは、スピナティアのアサシン仕様のアーマーパーツと全く同じ色です。だからやっぱり、スピナティアのアサシン仕様って、単なる「くノ一」モチーフというよりは、いわゆる「歩き巫女」がモチーフになっていて、その巫女服がイメージ元だと考えれば、たしかにスピナティアは見た目からしてきちんとアサシン仕様ですよ。スピナティアの見た目がアサシンっぽくないってレビューしてる人達は(以下略
構造上仕方がないのですが、肩はあまり密着しません。あまり好みではないので外すかも。ただ、スカートアーマーっぽくなる腰回りはいいですね。あと、頭飾りは可愛いのはいいのですが、とにかく外れやすいです。この部分の髪のパーツも失くしやすいので注意が必要です。
それにしてもこの胸パーツを付けると、なんだかバニーガールみたいに見えてくるなぁ。
髪型のせいかもしれませんが、30MMの戦国兵装との相性も良さげです*3。元々の武器は西洋ファンタジー風の両手剣と丸盾なので、どうしても洋風に仕立てたくなってしまいますが、和風クールビューティーな感じにまとめても良さげですね。
現在、30MSシリーズはどれも品薄状態が続いていて、まず店頭で見かけない商品となってしまっています。
とはいえ、前回3体ぐらいしか入荷していなかったのが今回は7体ほど入荷していましたし、きちんと整理券販売になっていましたし、少しずつ改善されていっている様子も感じられます。
もうティアーシャに照準を合わせていて、再販再々販ぐらいのタイミングでの購入を狙っている場合、ひとまず30MMスピナティアのアサシン仕様の購入を強くおすすめします。アーマーパーツまるっとティアーシャのカスタマイズに使えます。加えて、洋風にしたいならオプションパーツセット3、和風にしたいなら戦国兵装も一緒に買いましょう。
……まあ、そのスピナティアも戦国兵装も、割と品薄だったりするんですけどね。
…………。
バンダイィィィィィィィィ!!!!