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宮原太聖(Miha)の雑記帳。おおむね週1回更新でした。当面(記事がある程度貯まるまで)はおおむね月1回の更新です。

「麒麟が来る」大河ドラマ館(岐阜・可児・恵那)

NHK大河ドラマ麒麟が来る」の大河ドラマ館に行ってきました。

廻った順番は、可児→恵那→岐阜です。

 

 

ぎふ可児大河ドラマ

可児会場は、可児市内にある花フェスタ記念公園内に設置されていました。

 

 大河ドラマ館方面は無料で入れますが、大河ドラマに関する展示は有料エリアにあります。

 

無料エリアには、ご覧の通りの飲食スペースが。 

 

ロッコ・ロイヤルローズガーデンは工事中でした。

 

可児市大河ドラマ館の有料スペースは、ほとんどが撮影不可で、大変残念なものでした。

権利関係の問題だということは理解するのですが、時代錯誤だと思います。展示に自信が無いのがバレバレですね。

ちなみに、明智荘にある(設定の)明智家屋敷のセットの模型などが展示されていました。

 

 最近、なぜだか可児市が滅茶苦茶推している漫画『センゴク』。ヤングジャンプで連載しているそう。

 

 

ぎふ恵那大河ドラマ

ぎふ恵那大河ドラマ館は、岐阜県恵那市の、大正村資料館が会場となっています。

 

明智駅にもほど近い大正村浪漫亭には、こんな顔出しパネルも。おもしろ。

 

洋館風の建物に、でかでかと「大河ドラマ館」。うん、まあ……。

 

こちらは、登場人物のパネル展示と、この地域の山城に関する専門的な展示がメインのよう。

 

そのためか、撮影自由な場所が多いように感じました。ほぼ全てのエリアで撮影可です。

 

山城の等高線図。発掘調査報告書からの引用でしょうか。それとも、都市計画図でしょうか。

 

立体地図もありました。山城にとって、こういう地形は、まさに命というか、山城の山城たる所以でもあります。

あと単純に、見栄えの割に製作費は(本格的な復元模型などと比べると)掛からないでしょうし、こういう資料館の展示に向いているかもしれません。

 

 

岐阜大河ドラマ

大河ドラマ館、最後の1館。可児と恵那は1月に行けたのですが、その後新型コロナの流行に伴う自粛など色々あって、9月になってようやく訪れる事ができました。岐阜大河ドラマ館は、岐阜市歴史博物館の2階です。

岐阜市歴史博物館は、岐阜城跡地を整備した岐阜公園内にあるのですが、その岐阜公園、こんな感じになってました。斎藤家の旗がこんなにはためくの、それこそ信長が稲葉山城を制圧して以来かもしれません。

 

入口には、ちょっとした検問所が作られていました。入館前に、出発地などを書かされ、体温を調べられます。

関連する特別展もあったようなのですが、そちらは事前予約が必要になっており、見ることができませんでした。残念。

 

……衣装撮ろうとすると、後ろの撮影不可のものまで映り込むのですが、それは。

 

大河ドラマファンには嬉しい、こんな設定画も。

……これが撮影可で、セットの模型が撮影不可って、基準がよくわからんですね。

 

常設展の、岐阜の城下町を再現したエリア。こちらは撮影可。

 

元々ある人形は色無しで、麒麟が来るの登場人物のパネルはカラー。

 

うーん、違和感。

 

設置場所の関係で、道幅は狭めているそうですが、建物は当時の道具を使って作られたんだそうで。槍鉋や手斧の痕がとてもいい感じ。

 

 

明智光秀の生誕の地は諸説あり、岐阜県内では主に可児市恵那市(旧明知町)が、それぞれ生誕の地を主張しています。おそらくそういう経緯から、大河ドラマ館が3ヶ所になったんだろうなと思います。

大河ドラマに関する展示は、どの館もそこまで大差が無く、どこか1ヶ所で良いかなって感じがします。

差が出てくるのは、併設して行われている特別展や常設展。残念ながら岐阜の方は特別展を見ることができなかったのですが、地図好き・山城好きであれば、恵那の大河ドラマ館がおすすめです。可児の大河ドラマ館は、どちらかというとライト層向けかなって思いました。

 

(訪問日:2020年1月26日・9月22日)