海ミハ車両区

宮原太聖(Miha)の雑記帳。おおむね週1回更新でした。当面(記事がある程度貯まるまで)はおおむね月1回の更新です。

あいち航空ミュージアム(後編)

あいち航空ミュージアム、後編です。

 

 

aichi-mof.com

 

 なんとここ、YS-11のシミュレーターもあり、入館時に受付で予約することで体験できます。

 

操作方法はこんな感じ。

ラダーペダルの操作はありません。小学生でもできそうな感じ。

 

 そして、結果がこちら。

……実は、離陸時、レバーが指定の場所にあるか確認するのを忘れて、フラップ引っ込めたまま離陸させてしまったんですよね……。よく離陸できたな。

 

さて、このあいち航空ミュージアム、格納庫をそのまま博物館の展示室にしたような作りになっていて(実際そうなのかも)、所々、整備中みたいな感じで航空部品が置かれています。

 

こういう角度で撮ると、ほんと、どこかの航空祭にでも行ったかのようです。

 

お手洗いの目の前にぽつんと置かれていたエンジン。

気付いてない人、けっこう多そう。

 

ジャンボジェットの部品。

みんな大好きピトー管。

 

今や、航空産業は国際分業が当たり前になってます。そんな時代に「国産旅客機!」って粋がるのは、もう時代遅れなのかも。

 

 ベンチとして再活用されている座席。

こういうの、楽しいですね。

 

 ゼロ戦の主脚車輪。終戦後、そこらへんの農家がリアカーのタイヤとして使っていたなんてこともままあったそうで。

 

 

ゼロ戦のエンジンと取説。エンジンに付いているプロペラはぐにゃりと曲がっていますが、墜落機のものでしょうか。それとも、戦後の武装解除で破壊されたためでしょうか。

 

……実は、このエンジンの取説、コピーされたものを読めるのですが、

 これ。何この現パロ。もし今も海軍航空本部があったら、きっとこんな感じでファイリングされてそう。 

 

あいち航空ミュージアムは、県営名古屋空港のすぐ脇というだけあって、窓の外を見ると、離着陸している航空機やエプロンで待機してる航空機をすぐ眺めることができます。

 

屋上は、離着陸する航空機を眺めることができるスペースになっていますが、エアポートウォーク名古屋より滑走路やエプロンに近く、写真撮ったりするのに良い場所です。

私が訪れた日は、KC-767がタッチアンドゴーをやっていました。

 

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別段狙わずとも、スマホのカメラで、こういうのが撮れます。やったぜ。

もちろん、ズームレンズを備えた、きちんとしたカメラなら、もっといい感じに撮れることでしょう。

 

 屋上から1階2階へ降りる階段の途中。エモい。

 

 

 

 

全体として、どことなく、三菱航空機の博物館という感じで、MRJミュージアムの別館みたいな感じも受けましたが、その辺りを差し引いても、とても面白かったです。

子供なんか、立ち入り禁止の所に入ってしまわないように見ておく必要はありそうですが、片割れがエアポートウォーク名古屋で買い物をしてる間に、もう一人がこっちで子供の面倒を見てるとかそういう活用もできそうで、とても良い施設だと思います。 おすすめ。

 

(訪問日:2019年9月18日)