海ミハ車両区

宮原太聖(Miha)の雑記帳。おおむね週1回更新です。

MR(VR)を体験したら、最高の体験ができた話

 前回、HTC ViveやWindowsMRを体験して酷い目を見たという記事を書きました。この記事は、その後日談です。

 

 

 大須や栄の専門店で混乱に陥った私は、日を改めて、今度は名駅太閤口に行きました。そう、ビックカメラ名古屋駅西店です。

 このお店の場合、スマホを使うタイプのやつは1階スマホコーナーに、PCに繋げるタイプのものは、ゲーミングPCコーナーに置かれていました。

 動いていたのは、acerのWindows MRビックカメラでも最初、リモコンが動いていませんでしたが、店員さんに訊いてみるとすぐ電池を取り替えてくれて、使えるようにして貰えました。リモコンには電源ボタンが無く、単三電池を入れることで動くよう。……なんで電源ボタン無いんや……。

 リモコンのスティックを押し下げると前へ瞬間移動します。後ろへ下がる時には引っ張ります。移動する感覚は、まるでDishonoredのブリンクです。

 

 WindowsMRの場合、専用のソフトを立ち上げると、PC内に設置された仮想住居に仮想帰宅できます。前の記事では豪邸と表現しましたが、あちこち移動してみると、案外思ったほど広いわけではないようです。

 そして、Windowsボタンを押してソフトを選択すると、そのソフト画面を表示するスクリーンのようなものが設置できます。VR対応していないものは、そのスクリーン画面で操作できますし、VR対応しているソフトは、物凄くオシャレなエフェクトと共にそのソフトのVRへ瞬時に移行できます。

 本当は、VR世界の中で、WordとかPowerPointとか使ってみたかったのですが、体験できるPCには入っていなかったようで、代わりにマインクラフトを体験しました。そう、マインクラフトはVR対応しているのです。

 VR版のマイクラには、マイクラ世界に入り込むモードのやつと、マイクラ世界の中でマイクラをやるようなモードのものの2つのモードが存在しています。私は以前、PC版のマイクラの体験版をプレイしたことはあるのですが、その時は、画面によって自分とマイクラ世界とが分断されてる感じがなんかしっくりこなくて、もやっとした感覚を持っていました。しかし、VR版のマイクラは、なんというか、そもそもマイクラというゲーム自体がさも最初からVRを前提に作られていたかのように思えるほどしっくりきていて、これならプレイしたいなと。

 そうして楽しんでいると、気付いたら1時間以上が経過していました。ここで、前にも気になった、ピントボケが発生し始めます。目の前がなんか真っ白になってしまって、あまり画面が見えないという現象です。しかしこれは、一度ゴーグルを外してまた付けることで元通りになることがわかりました。

 どうも、acerのゴーグルは、顔に熱が籠りやすく、また、ゴーグル自体も長時間使っていたことで物凄く熱を持っており、メガネやレンズが曇ってしまったり、ゴーグルがずれていってしまったりしていたようです。

 この熱の問題、店員さんによると、Lenovo富士通のものはある程度通気性もあって、長時間付けていても楽なのだそう。実際、Lenovoのものも試しましたが、acerと比べてスポンジが硬めで、鼻の所には隙間があります。物凄く明るい環境、とくに足元から強い光が当たっているような環境ではマズそうですが、そうでもなければ、なかなか良さげです。

 ゴーグルのスポンジといえば、前回の記事で、スポンジがボロボロになったゴーグルの話をしましたが、スポンジはマジックテープで固定されていて、交換可能な修理部品として供給されているそうです。スポンジが劣化しただけで買い替え……という事態は避けられそうです。

 マシンスペックは、WindowsMRであってもゲーミングPC相当は最低限必要そうです。ゲーミングPCとセットで購入するか、あるいは、事前にスペックを確認した方がよいでしょう。人によっては、「HTC Vive買ったけど、まともに動かん。WindowsMRにして、差額使ってグラボ交換しとけばよかった……」なんてこともあるかもしれません。

 

 今回の素晴らしい体験をふまえて、こういうことを思いました:

  • VRやMRを「適切に」体験できる場は非常に限られており、また、説明できる店員さんも限られている。そのため、たまたまVR・MRを店頭で見た一般のお客さんには、凄さが充分に理解されない可能性がある。よくて「なんか風景が見えるだけのクソ高いおもちゃ」みたいな感じに思われるんじゃないか。
  • 一般の顧客からみると、VR機器が置かれている時に、そのVR機器で一体何ができるのかが、物凄く不透明(説明難しいのはわかるけど)。とくにスマホを使うタイプのもの。ここを上手く説明できると、一気に普及しそう。
  • VR・MRの知識がある店員さんが居るお店は、ある程度の(とくにVR・MRオタクな人に対する)販売実績と、顧客からのフィードバックを持っている。実店舗で買うなら、そういうお店を狙った方がいい。そういう店ではないなら、ネット通販と大差ない。
  • 色々と粗い所はあるし、コンテンツも充分ではないかも知れないけど、未来は間違いなくこっち。VRオフィスで仕事をする日も近いのでは。(MS-DOSPC-98Windows95を思い出せばいいと思う。多分、今のVRはあんな感じ)
  • バーチャルキャストなどでVR・MRへの注目が高まっていけば、1年後2年後にはタブレットPC相当の値段でゴーグルを買えるようになるのでは。既にそうなりつつあるし。ただ、VRやMRで何かクリエイティブなことをしたいなら、今参入しないとバスに乗り遅れるかも。
  • イクラは間違いなくVRでやった方がいい。マイクラはVRのためのコンテンツ。
  • acerのゴーグルは、発熱が凄いので、夏場は冷房ガンガンに効かせておかないと熱中症でぶっ倒れそう。冬も暖房要らないかも。少なくとも、顔面は。
  • PC業界はVR・MRを全力で応援した方がいい。今、PCに求められてるマシンスペックは頭打ちの状態で、なかなか買い替え需要起きないけど、VR・MRの波が来たら、要求スペック一気に高まるから。第二次ITバブルだって夢じゃない。
  • 飲料水メーカーもVR・MRを全力で応援した方がいい。なんなら、Vtuberとスポンサー契約結んだり、ゴーグル付けたまま水分補給できるようなやつを開発するとか。というのも、ゴーグル暑くて水分が物凄く欲しくなるから。
  • インフィニットループさん、バーチャルキャストのWindowsMR正式対応オネシャス。